A.ポリエーテルアミン=PEAとは、一般総称です。つまり、柑橘類と言うのと同じ、ミカンもあればレモンもあるし、グレープフルーツやオレンジ、カポスや伊予柑も全て柑橘類です。つまり、PEAと言っても、様々な分子構造があり、同じではありません。
タービュランス・リミテッドがGA-01を紹介するまで、燃料添加剤に使われていたものは、何十年も前、昭和に造られたもので、清浄性能は良くても、エンジンオイルの粘度が上昇する為、高濃度で使用できず、本来の特徴である、燃焼室内部を綺麗にする濃度での一般使用には、リスクが伴う為、普及しませんでした。
この問題を、最初に解決する技術開発にTLの創業者は関わった事から、様々なPEAの構造解析を重ね、初代GA-01は生まれました。
技術サイト:基礎編・初級編
Q. ポリエーテルアミンの違い
A.ポリエーテルアミンは、無限の分子構造が考えられますが、日本の市場で燃料添加剤に使われているものは、大まか、5~6種類あります。それぞれ、特徴がありますが、2種は、高濃度で使うとエンジンオイルに溶け込むと粘度上昇を起こします。また、幾つかは、安い原料を使っていることから、熱安定性が悪く、吸気バルブの汚れ、ピストン上部の汚れ等を落とす能力が低くなっています。
PEAと謳いながら、実際に使った方々が、性能差がある事を指摘する理由は、この分子構造にあります。
分子構造以外にも、使われる溶剤やキャリアと言われる成分によっても性能差が生まれますが、この点に関しては中級編、上級編で。
Q.GA-01は、何が違うの?
A. 分子構造を全て把握したうえで、製造方法、そして反応率などを考慮し、独自の処理技術を加え造られたTLのGA-01は、一般のPEAより、熱安定性が高く、様々なデポジット対し除去性能を発揮します。
分子構造も理解せず、海外特殊化学品メーカーからPEAを購入、希釈しボトル詰めしているモノとの違いは明らかで、使って頂ければ判ります。
市場には、PEAと謳いながらも実際にはPEAではないものも見受けられます。PEAは、全て同じものではありませ。同時に、処方=他の化学物質との組み合わせにより更に違いが出ます。GA-01は、欧州車で問題となった、LSPIを生じにくい様に作られており、清浄性能ばかりを重視するあまり、使用中に問題を起こす事が無く、誰でも安心して使用できます。